多くの人は「悲しいな」という思いがあると泣くんですよね。

泣くから、余計に悲しくなるんです。

そして悲しくなるからもっと泣くんですよね。

悲しみが涙を呼び、涙が悲しみを増幅させる。

なにか嫌な事があると「こにゃろー」とか「こんちくしょう」なんて思っちゃう。

そうすると余計に腹が立つんですよ。

腹がたってむかついて、余計に嫌な気持ちになる。

でも反対にちょっとした喜びを大げさに喜んでみるとちょっとした喜びはもっと大きな喜びになるんだよね。

どちらの思いも大げさにするとより大きくなるんだよ。

それがこの世界の法則なんだよね。

その法則が信じられなかったら今すぐに鏡の前に立って笑ってごらん。

うれしいことがなくても、おかしなことがなくてもいいからただ笑ってごらんよ。

鏡の中の自分の顔を見て、「はははは」とか「へへへへ」とか言いながら笑うんだよ。

周りに人がいないのを確認してね。

だって、誰かいたら変になっちゃったと思われちゃうからね。

どんな顔の人だって、笑っている顔というのはいいもんですよ。

笑っている顔見るだけで楽しくなるから。

どうですか。

鏡の前で笑ってみると何となく楽しいとかおかしいとかいう気分になるでしょ。

何となくでいいから楽しいという気分になったら、それだけでも心のなかに愉快で爽快なものが出てくるんだよね。

あとはそれを大きくしていけばいつも幸せでいられんだよね。







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